「納税」するという意識こそが、会社を成長させるとは?

2017年10月12日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  毎日必死に事業を成長させよう、成果を上げよう、と一生懸命取り組んでいる会社の社長様の
 努力が実り、売上が増加したとします。
 利益も上げたまでは良いのですが、私も含めてどんな社長様でも利益が上がって、税金も増えると、
 できれば税金は払いたくないとなるのが、普通の意識でありましょうか。

  しかしながら、このような意識でい続けることは、会社の成長にはよろしくないです。
 会社を成長させていくには、売上を上げ、利益を上げていく。そして、自己資本を厚く強くしていく。
  それにより得た資金と信用による融資をプラスαして、次なる矢を放つ、さらに次なる矢を放つ、と事業に
 再投資していく必要があります。

  ですから、まずは「納税」という行為をして頂き、納税後の当期純利益によって、内部留保をしていく。
  税引前当期純利益から、内部留保のシンプルな流れは、以下となります。
 ◦税引前当期純利益➡法人税等支払➡当期純利益➡利益処分による社外流出➡残余利益で内部留保する。

  税金を払いたくないという意識は、実は、会社を成長させたくないという潜在的な意識につながっているの
 かもしれません。

 ☑大切なポイントは、利益を上げ、納税をした後の当期純利益の蓄積をし続け、自己資本を厚くしていくこと
  が、強い会社を作る一つの要因となるという事です。ただし、税金を支払った(納税)後でなければ、
  内部留保はできないので、税金を払うぞ、という意識を持つことが必要であるという事です。

 本日も誠にありがとうございます。堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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