本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。
毎日必死に事業を成長させよう、成果を上げよう、と一生懸命取り組んでいる会社の社長様の
努力が実り、売上が増加したとします。
利益も上げたまでは良いのですが、私も含めてどんな社長様でも利益が上がって、税金も増えると、
できれば税金は払いたくないとなるのが、普通の意識でありましょうか。
しかしながら、このような意識でい続けることは、会社の成長にはよろしくないです。
会社を成長させていくには、売上を上げ、利益を上げていく。そして、自己資本を厚く強くしていく。
それにより得た資金と信用による融資をプラスαして、次なる矢を放つ、さらに次なる矢を放つ、と事業に
再投資していく必要があります。
ですから、まずは「納税」という行為をして頂き、納税後の当期純利益によって、内部留保をしていく。
税引前当期純利益から、内部留保のシンプルな流れは、以下となります。
◦税引前当期純利益➡法人税等支払➡当期純利益➡利益処分による社外流出➡残余利益で内部留保する。
税金を払いたくないという意識は、実は、会社を成長させたくないという潜在的な意識につながっているの
かもしれません。
☑大切なポイントは、利益を上げ、納税をした後の当期純利益の蓄積をし続け、自己資本を厚くしていくこと
が、強い会社を作る一つの要因となるという事です。ただし、税金を支払った(納税)後でなければ、
内部留保はできないので、税金を払うぞ、という意識を持つことが必要であるという事です。
本日も誠にありがとうございます。堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠
2017年10月12日