商売の基本である「仕入れ」の考え方とは?

2017年09月23日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  飲食業などお店を経営している上で、基本となるのは商品や材料の「仕入れ」をどのように
 考えて実行するのか?であります。

  商売の大事な基本の1つは、どなたでもご存知の通り、「安く仕入れて高く売る」です。
  ですから、業種、会社の規模等にかかわらず、この「安く仕入れて高く売る」ことを、一心に追求すること 
 で高い利益がおのずと得られることになります。

  さらに、昔からの教えとして商売人の間で伝えられてきた言葉に次のような言葉があります。
   「利は元にあり
  利益を上げるには、良い仕入れをすることから生まれる、というわけです。

  会計的に数字だけで考えれば、良い仕入とは、良い商品をできる限り安く安く仕入れることになります。
  では、本当に、ただただ一心に商品を仕入先から安く安く買いたたけばよろしいのか?

  松下幸之助氏は、著書「商売心得帖」で次のように言っておられます。
  「私は、過去において成功した会社、商店で、その成功の大きな秘訣が仕入先を大事にしたことにある
 という例をたくさん知っています。」

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大切なポイントは、商売の大事な基本である良い仕入れとは、良い商品をできる限り安く安く買いたたくの
  ではなく、仕入先を大切にして人情にふれる信頼関係を築く上で、大切な仕入先と適正な値で良い商品を
  安定的に仕入れていき、お互いの繁栄を考えていくことにあるのではないか、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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