「売掛金の回収」が遅れてしまうと?

2017年09月24日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  商品を掛けで販売する時に、注意しなければならない大切なことの1つは、売掛金の回収までを
 きっちりと完了するという事です。
  なぜなら、売掛金の回収を済ませて、初めて利益が資金(キャッシュ)になるからです。

  しかしながら、陥りやすい間違いの1つに、売上をイケイケどんどんで、伸ばして伸ばして利益は急増
 していくが、気づいたら、大量の売掛金が回収未済になっている。
  こうなると、資金面においては、売掛金は絵に描いた餅みたいなものですので、気づいたときには仕入等の
 支払いに充てる資金(キャッシュ)さえ不足している状態になっていることさえあります。
  そこから、さらに他から不足した分を補う事ができない状態が続けば、会社は倒産することさえあります。
  いわゆる黒字倒産です。

  ですから、このような事態を招かないようにするために、売掛金の回収を強化することが必要となります。
  まず売掛金を管理する資料(例えば、得意先元帳など)を整備します。売掛金の回収基準を明確にして、
 回収の責任を明確にすること、そして最も重要なのは、経営者が売掛金の回収に目を光らせて回収することに
 積極的になることが必要です。

 ☑大切なポイントは、売掛金をきちんと管理し、商品を売上げたら、代金回収までの期間(売掛金回収期間)
  をできる限り短くすること、それが資金繰りを円滑にし、楽にしていくという事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠


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