本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。
開業・起業して間もない事業者様が目指すべきは、継続的にある一定の利益が出る
黒字体質な事業を構築することです。
国税庁が公表した「平成27年度分会社標本調査」によれば、赤字法人割合は64.3%であり、
7割近くの会社は赤字であることがわかります。ですから、黒字になるのはたったの3割なのだから
しょうがない、という諦めになるのか、それとも逆に奮起するのか、意識の違いで経営者の二極化がハッキリ
と生じてきます。
「黒字体質」と「赤字体質」の違いはどこにあるのでしょうか?
シンプルな答えは、やはり、当たり前の事ですが、黒字体質の経営者は、売上以上の経費を絶対に
使わない、という所にあるでしょう。
売上-経費=利益
上記が利益を出す計算式ですが、赤字体質の経営者は、どちらかと言えば次のような計算式を描いてます。
売上=利益+経費
上記のように考えてしまうと、こういう経費をかけたから、いくらの売上が増えた、と考えてしまいがちに
なります。この繰り返しで、経費が売上を少しずつ圧迫して行ってしまう事にもなります。
売上の予測は非常に困難ですから、当初の予測通りにならない可能性が高いです。
☑大切なポイントは、売上-経費=利益という意識を常に持ち、売上についての予測は難しいので、予測通り
にいかないことが多いが、経費はコントロールできるので、その範囲内に必ず納めていくという意識が必要
であるという事です。
本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠
2017年09月28日