「黒字体質」と「赤字体質」の違いとは?

2017年09月28日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  開業・起業して間もない事業者様が目指すべきは、継続的にある一定の利益が出る
 黒字体質な事業を構築することです。
   国税庁が公表した「平成27年度分会社標本調査」によれば、赤字法人割合は64.3%であり、
 7割近くの会社は赤字であることがわかります。ですから、黒字になるのはたったの3割なのだから
 しょうがない、という諦めになるのか、それとも逆に奮起するのか、意識の違いで経営者の二極化がハッキリ 
 と生じてきます。

  「黒字体質」と「赤字体質」の違いはどこにあるのでしょうか?
  シンプルな答えは、やはり、当たり前の事ですが、黒字体質の経営者は、売上以上の経費を絶対に
 使わない、という所にあるでしょう。
   売上-経費=利益

 上記が利益を出す計算式ですが、赤字体質の経営者は、どちらかと言えば次のような計算式を描いてます。
   売上=利益+経費

 上記のように考えてしまうと、こういう経費をかけたから、いくらの売上が増えた、と考えてしまいがちに
 なります。この繰り返しで、経費が売上を少しずつ圧迫して行ってしまう事にもなります。
 売上の予測は非常に困難ですから、当初の予測通りにならない可能性が高いです。

 ☑大切なポイントは、売上-経費=利益という意識を常に持ち、売上についての予測は難しいので、予測通り 
  にいかないことが多いが、経費はコントロールできるので、その範囲内に必ず納めていくという意識が必要
  であるという事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠


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