仕入における「商品在庫」の回転日数とは?

2017年10月07日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  商品を仕入れて、まだ売れていないものは在庫として流動資産に計上することになります。
 この仕入れた商品がいったい何日で売れたのか?を示した指標が、「商品在庫の回転日数」です。

  在庫の回転を日数で表現すると、例えば、「今日、仕入れたこの新商品は10日後には売れてしまった。」
 というように、非常にわかりやすいものとなります。

  在庫の回転日数の計算式は以下となります。
   在庫の回転日数=貸借対照表の商品÷損益計算書の売上原価×365日

  例えば、貸借対照表の商品が20あり、損益計算書の売上原価が200ならば、次の通りの計算となります。
   20÷200×365日=36.5日
  したがって、この商品は仕入れてから、36.5日で売れていく、ということになります。

 ☑大切なポイントは、在庫の回転日数が長い場合は、仕入れる種類や数を減らすことで、確実に一つずつ
  売れるリズムをとっていく、という事です。
  逆に、在庫の回転日数が短い場合は、売れ過ぎて在庫がなく、それが機会損失を生んでいるのならば、
  もっと多くの在庫を持つようにする、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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