「年末調整」に必要な書類とは?

2017年10月15日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  「年末調整」とは、給与の支払いを受ける従業員(役員等も含む)を対象として、毎回の給与の
 支払い時に預かった所得税の1年間の合計額と、その年の給与の合計額に係る所得税の金額を比べて、
 その過不足額を清算するための手続きとなります。

  給与の支払いを受ける従業員(役員等も含む)が年末調整の時期に、勤務先に提出する書類は、以下と
 なります。
 ①給与所得者の扶養控除等申告書………配偶者控除や扶養控除などの適用の有無や、適用人数などを
                   申告するため
 ②給与所得者の配偶者特別控除申告書…配偶者の年間所得金額を申告し、配偶者特別控除の適用の有無
                   及び控除額を算定するため
 ③給与所得者の保険料控除申告書………生命保険料などの支払額を申告し、控除の適用の有無及び控除額を
                   算定するため
 ④給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書…適用2年目以降の住宅ローン控除を受けるため

 ☑大切なポイントは、種々の所得控除を含めて、正確な年税額を算定するという事になります。算定された
  その正確な年税額と、源泉徴収されてきた税額の合計額を比較し、もし不足額があれば、その年の最後の
  給与から徴収します。一方、逆に超過額があれば、還付されます。

 本日も誠にありがとうございます。堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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