「人間」への投資で節税するとは?

2017年11月24日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  お店を開業したり、会社を設立して事業が軌道に乗ってきたならば、従業員への雇用という事へ
 つながるかと存じます。一緒に働いてくれる従業員に対する投資は、今後、お店の発展や会社の成長にも
 強く貢献してくれる、良い支出・経費であると言えます。
  従業員に対して、従業員一人一人が己の成長につながる研修費や教育費などは、長い目で見れば、結果と
 して、会社組織全体の売上増加や利益増加へつながっていくから、です。

  また、会社が成長することで雇用が増加の増加を果たしていくことは、経営者にとっても地域への貢献を
 していくことになります。日本電産の社長、永守重信氏は、「雇用創出こそ企業の最大の貢献である。」と
 明言しています。
  
  節税のために、現金を支出して必要経費を増加させるのであれば、消費や浪費ではなく、投資として現金 
 を使うのが好ましいです。節税のために、無駄な経費の支払いをすることは、本来納めるべき税金以上に、
 手元にある資金(キャッシュ)を減らしてしまい、会社の自己資本比率も下げることにもつながり、本末転倒 
 であるとも言えます。

 ☑大切なポイントは、従業員のスキルアップや、職場環境の改善のために資金を支出することは、生きたお金  
  の使い方であると言えます。昨今のAIの発達による人件費削減や、働き方改革による労働時間等の見直し 
  などで、人を大切にし、人を成長させる組織が一層、社会の中心となり影響力を持っていくことになれば、
  望ましいと考えます。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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