2017年11月26日
本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。
会社を設立したり、お店を開業して事業をするに当たって、得意先様から入金される売上管理や
仕入先へ支出する仕入管理を行うことは大事なことなので、すぐに思い浮かびますし、その管理も
比較的容易ではあるかと存じます。
しかしながら、意外と、ごく小さな1円単位のレシートなどの「少額の経費」は管理を忘れがちであり、
紛失してしまうことや、受け取らなったりと、大事にしないことがあります。
しかし、「塵も積もれば山となる」のごとく、1年間の積み重ねは、小のモノも集まれば、大になって
行きます。
例えば、1年間少額の経費のレシートをもらっておらず、1日500円分のレシートを管理してない
としたら、1か月で約15,000円、1年間では約18万円という金額に膨れ上がります。
この金額を法人税での損金として経費に計上していないならば、法人税額を約35%としても、
18万円×35%=6万3千円を無駄に税金として支払っていることになります。
☑大切なポイントは、税金を納めることは善の行為でありますが、無駄に支払っているとなると、改善が
求められます。ごく少額の経費を1円単位でも管理することで、会社に内部留保したり、投資を行うことで、
会社を強くして行ける、という事です。大は小の積み重ねでありますから、時間の経過により、いずれ
小の積み重ねが圧倒的な大を生み出すことにもなる可能性があります。
本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠