開業資金を調達することについて

2017年06月12日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は堀越まこと経営会計事務所の、堀越 誠と申します。

  お店の開業資金を自己資金で賄えないようであれば、
 借り入れを検討します。
  しかし、ここで問題があります。
  開業資金を民間金融機関で借り入れるのは、信用力が低いため、
 非常に難しいことになります。

  そこで、開業時の融資としては、以下の2つがおすすめです。
 ①日本政策金融公庫の開業者向けの融資制度を利用して借りる。
 ②各地方自治体が行っている融資制度を利用して借りる。
 
  例えば、開業資金のうち、
 ☑「運転資金は最初にどのくらい準備しておくのがベストか?」
  参考にしたい調査結果があります。
 ※日本政策金融公庫「生活衛生関係営業の景気動向等調査
 (2013年4~6月期)特別調査結果」再編・加工によると、
 ~飲食業では、約6割の企業が、軌道に乗せるまでに半年超かかっている~
   3カ月以内…26.1%
   3カ月超6カ月以内…10.1%
   6カ月超1年以内…28.2%
   1年超2年以内…19.1%
   2年超…16.5%
 ~美容業では、約7割の企業が、軌道に乗せるまでに半年超かかっている~
   3カ月以内…18.3%
   3カ月超6カ月以内…12.7%
   6カ月超1年以内…4.2%
   1年超2年以内…33.8%
   2年超…31.0%
 
  開業後すぐに軌道に乗るお店もあるので、ひとくくりにはできませんが、
 半年程度の運転資金を確保しておくのは、基本ラインになりそうです。
  しかし、運転資金6月分の融資を受けるのは、容易ではありませんので、
 最低3か月分の運転資金は自己資金でまかない、
 残りの3か月分を資金調達するのが良い方法の1つでありましょうか。

  本日もありがとうございます。 
             堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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