本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は堀越まこと経営会計事務所の、堀越 誠と申します。
お店の開業資金を自己資金で賄えないようであれば、
借り入れを検討します。
しかし、ここで問題があります。
開業資金を民間金融機関で借り入れるのは、信用力が低いため、
非常に難しいことになります。
そこで、開業時の融資としては、以下の2つがおすすめです。
①日本政策金融公庫の開業者向けの融資制度を利用して借りる。
②各地方自治体が行っている融資制度を利用して借りる。
例えば、開業資金のうち、
☑「運転資金は最初にどのくらい準備しておくのがベストか?」
参考にしたい調査結果があります。
※日本政策金融公庫「生活衛生関係営業の景気動向等調査
(2013年4~6月期)特別調査結果」再編・加工によると、
~飲食業では、約6割の企業が、軌道に乗せるまでに半年超かかっている~
3カ月以内…26.1%
3カ月超6カ月以内…10.1%
6カ月超1年以内…28.2%
1年超2年以内…19.1%
2年超…16.5%
~美容業では、約7割の企業が、軌道に乗せるまでに半年超かかっている~
3カ月以内…18.3%
3カ月超6カ月以内…12.7%
6カ月超1年以内…4.2%
1年超2年以内…33.8%
2年超…31.0%
開業後すぐに軌道に乗るお店もあるので、ひとくくりにはできませんが、
半年程度の運転資金を確保しておくのは、基本ラインになりそうです。
しかし、運転資金6月分の融資を受けるのは、容易ではありませんので、
最低3か月分の運転資金は自己資金でまかない、
残りの3か月分を資金調達するのが良い方法の1つでありましょうか。
本日もありがとうございます。
堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠
2017年06月12日