本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。
まず、「経理」とは、会計・給与に関する事務処理のことを言います。
そして、管理した帳簿等から決算書の作成や税金の申告までを行います。
「経理」を行う事には、大きなメリットがあります。
経理によって得られたデータは、決算書を作成し、確定申告や正しい納税を行う事に役立ちます。
もしも、事業において赤字が出た場合は、数字等で分析することにより、事業の問題点が見えてきます。
そうなれば、その問題点から、本質を探ることで解決策が浮かび上がってきます。
また、金融機関等からお金を借りたい場合には、自社の財務諸表を正確に伝える資料として
利用できます。これにより金融機関からの融資も円滑に実行しやすくなります。
さて、経理の業務とはどのようなものなのでしょうか?
経理の仕事は大きく分けると、以下の3つに分けることができます。
①毎日行う日々の経理業務(日次業務)…………主なものは「現預金の管理」「経費の仕訳・清算」
「会計書類のファイリング」などです。
②月に一度の月次の経理業務(月次業務)………主なものは「試算表の作成」「月次決算」「給与計算」など
です。
③期末に手掛ける年次の経理業務(年次業務)…主なものは「年次決算」「年末調整」「確定申告」などで
す。
この経理業務の中心となるのが、「簿記」です。
「簿記」とは、取引によって生じた現金やモノの流れを帳簿に正確に記録していくことを言います。
☑大切なポイントは、「経理」は地味な作業でありますが、日々の業務をきちんと記録している事業と、
記録していない事業では、徐々に差がついてきます。
最初は、ほんの小さな差であっても、時が経つにつれて、もはや埋められない程の大きな差となり、
資金繰りなどでも圧倒的な違いとなって表面化します。
ですから、「経理」によって、事業で最も大切な「お金」(キャッシュ)を、たとえ1円であっても
しっかり管理することが必要でしょう。
本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠
2017年07月29日