経営における「粗利」の大切さとは?

2017年09月15日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  経営における「粗利」とは、会計用語の「売上総利益」とほぼ同じ概念であり、粗利益(あらりえき)と
 呼ばれる利益のことを言います。
  個人事業も法人も、ともに粗利を得ることによって、日々生かされております。もしも必要な粗利が
 得られなくなってしまったならば、個人事業も法人も体力がなくなり、徐々にやせ細っていき、末は倒産に
 至るでしょう。

  ですから、経営においては、従業員1人当たりの粗利が非常に大事な要素の1つにになります。
 経営上、必要な粗利を得るためには、まずは直接に粗利を生む仕事を重視しなければなりません。
 粗利を生まない仕事は後回しでしょう。

  さらに、稼いだ粗利以上に経費を使わないことが非常に大切です。当たり前の事ですが、稼いだ粗利以上に    
 経費(お金)を使わなければ、おのずから利益が生まれる体質となるからです。
 経費を、稼いだ粗利以上に使ってしまったら、赤字が発生する。単純な理屈です。

 ☑大切なポイントは、売上-売上原価=粗利益であり、粗利益-経費=利益であることから、稼いだ粗利以上 
  には経費を使わない。一方で、より経費を削減するか、より粗利をもっと稼ぐことで利益は増加していく。  
  シンプルに物事を考えると良い、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

  |