2017年10月05日
本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。
一般的に理想的な商売の一つは、その日に仕入れた商品をその日のうちに売り切って
即時に現金(キャッシュ)で回収するものです。
しかしながら、現実にはほとんどの普通の会社・個人事業は、商品在庫、売掛金、そして
買掛金が存在します。
商品在庫、売掛金は流動資産であり、買掛金は流動負債に属するものです。
買掛金に関しては、負債ではありますが、支払いを伸ばせば伸ばすほど有利になります。
支払い期限が伸びれば、手元の資金を減らさずに済むからです。
しかし、一方で商品在庫や売掛金は、資産ではありますが、できるだけ、ない方が有利です。
在庫商品は、売れてお金(キャッシュ)に変わってくれないならば、単に保管コストが増加し続ける
だけであるし、売掛金も回収不能であるならば、現金(キャッシュ)を得ることができず、ついには
買掛金も支払うことができなくなってしまいます。
つまりは、「商品在庫+売掛金<買掛金」という状態がよろしいです。
☑大切なポイントは、商品在庫と売掛金はできる限り即時に現金化(キャッシュ化)をして、
減らしていくということです。回収した現金(キャッシュ)は次なる再投資にも回せるので、
良い循環が生まれてきます。
本日も誠にありがとうございます。堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠