新規出店に必要な「自己資金」を用意するには?

2017年09月12日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  飲食店、美容室等でお店を新規に出店するためには、まず「余裕資金」を確保することが重要です。
  そのために、自分の手元にお金が残るような資金繰りをする必要があります。
 手元にお金を残し、自己資金を用意する一番シンプルな方法は、以下の4つです。

 ①収入を多くする……売上を増加させる、金融機関から資金調達を受ける、補助金・助成金を採択するなど。
 ②支出を少なくする…無駄遣いを止める、節税する、無駄なコストの削減を図るなど。
 ③収入を早く行う……掛売上の早期回収を図る、掛売上を止める、カード決済を止めて、売上を現金決済のみ
           にする、カードの入金時期を早めるなど。
 ④支出を遅く行う……掛仕入を行う、掛仕入の支払時期を延ばす、棚卸資産在庫を減らす、短期借入金を
           長期借入金にシフトする、支払日を回収日の後にもってくるなど。

 ☑大切なポイントは、「入るを量りて、出ずるを制す」の如く、事前に収入の予定を見積り資金繰りのメドを 
  立てて、支出の計画を実行することで出雪を抑えることができます。
  収入はできるだけ早く回収し、支出はできるだけ遅く支払う。それにより損益とキャッシュフローのズレを
  解消し資金を確保できる、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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