本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。
地域の競争相手のお店と比べても、価格やサービスの質もそれほど変わりはなく、お客様の入りも
他店と比べてそん色ない。それなのに、お店が黒字化していかない。
そのような場合には、無駄な固定費をかけすぎていることが原因の1つになっていることも多いです。
例えば、以下の場合などが考えられます。
☒店舗の家賃が高すぎる。⇒店舗家賃の見直しを実行する。
適正家賃は売上高の約10%と考えます。
もしも過剰にオーバーしているのならば、家賃の安い場所へ引っ越したり、大家さんと交渉して家賃を
実質的に引き下げてもらう等、処置が必要です。
☒従業員の人数や給料が高すぎる。⇒人件費の見直しを実行する。
たとえば、飲食業の適正値は売上高の約30~40%と考えます。
もしも過剰にオーバーしているのならば、正社員でなくパートの利用に切り替えること、あるいは、
従業員の残業を減らすなど、極力、従業員を減らすことなく、見直しを図りたいです。
☒広告宣伝費が過剰にかかり過ぎている。⇒広告宣伝費の見直しを実行する。
たとえば、飲食業の適正値は売上高に対して約1~5%と考えます。
もしも過剰にオーバーしているのならば、効果の薄い高額な広告宣伝費をカットしたり、無料から
比較的安価でできるものを小さく実践し、効果が出るならば、大きく賭けるようにしたいです。
☑大切なポイントは、業種によって経費の平均的な数字が異なります。ですから、自分の業種の平均値や
適性値と比べて、現在のお店の数字が過剰に高ければ、部分的に見直しを図ってみることが必要である、
という事です。
本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠
2017年09月19日