結局のところ「利益」を上げるためには?

2017年09月20日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  「御社の会社で毎月かかる固定費はいくらでしょうか?」
 意外と答えられない社長様は多く、今後はこの毎月の固定費を把握する必要があります。
  なぜなら、売上があっても、なくても、必ずかかってくるのが固定費だからです。

 ◦固定費は次のように2つに大別できます。
 ①毎月かかる固定費…給料手当、法定福利費、旅費交通費、通信費、水道光熱費、リース料、地代家賃など
   上記の経費は多少の変動はあっても、毎月必ずかかってきます。
 ②毎年かかる固定費…賞与、退職金、減価償却費、法定福利費(労働保険など)、租税公課など
   上記の経費は、毎月はかかってきませんが、年に数回、特定の時期にかかってきます。
   たとえば、夏冬の賞与、決算時の減価償却費などです。毎年かかってくるものには、月割りで、毎月の
  固定費として把握しておく必要があります。

  したがって、まずは毎月の固定費がいくらかかっているのか?を把握することが非常に大切になって
 きます。なぜなら、儲けの不等式をシンプルに示すと以下のようになるからです。
   粗利益>固定費

  とどのつまり、シンプルに言えば、固定費以上に多い粗利をたたき出せば、利益が出るからです。これは
 非常に簡単でシンプルな計算式となります。
  また、予測の面でも、売上や粗利を予測するのは難しいですが、固定費を予測するのは難しくありません。
 
 ☑大切なポイントは、まずは固定費を把握することから始めて、さらに固定費を上回る粗利をたたき出すこと 
  を目標に日々経営を実行する、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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