定款の作成など行う「発起人」の役割とは?

2017年11月05日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  会社を設立する場合に、まず必ず作成しなければならないモノに定款があります。
  「定款」とは、実質的には会社の組織活動の根本規則のことであります。
  まさに、会社のルールブックとも言える重要なモノです。ですから、全ての会社に
 定款の作成が義務付けられております。

  定款の作成を行うに当たっては、発起人の全員により作成することとなります。
  ここで、「発起人」とは、会社の設立を企画して定款を作成し,必要な事項を記載して署名または
 記名押印し,事実上その発起行為にあたる人のことを言います。
  発起人は会社が設立された後は、出資した資本金の金額に応じて株主となります。さらに、持っている
 株式に応じて、会社の重要事項を決めるときには議決権を行使したり、配当を受け取ります。

  発起人の主な具体的な役割は、以下となります。
 ◦会社の役員や事業内容などの会社に必要な重要事項を決定する
 ◦会社に資本金の振り込みなど出資をする
 ◦定款の作成・認証・登記などの会社設立手続きを行う
 ◦会社の設立後は、議決権の行使など会社の意思決定を行い、株主の役割を担う

 ☑大切なポイントは、発起人とは、会社設立の手続きを行う人のことを言います。会社設立後は、出資した
  資本金の額に応じて株式が発行され株主となり、会社の重要事項の意思決定を行う人であるという事です。

 本日も誠にありがとうございます。堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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