会社の「決算月」を決める一つの考え方とは?

2017年11月29日

  本日もご覧いただき誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  会社の決算月をいつにするのか?圧倒的に多い月は、3月であるかと思います。
  特に、上場企業では、3月決算という例が多いかと存じます。その理由の一つとしては、
 上場企業は不特定多数の一般の株主が多いので、一般の株主の生活スタイルを意識して経営
 をしていく必要があるという事です。学校などは、ほぼすべて4月に始まり、3月で一年が完了する、
 という生活スタイルが多いでしょう。

  しかし、中小企業などの小さな会社は、上場企業とは違って不特定多数の一般株主はほぼないので、
 上場企業と同じように3月決算にする必要はありません。
  会社の決算月は、1月から12月までの間で、社長様の有利な月に選択するのがより良い選択であろうか
 と存じます。
  経営の面、節税の面などで、有利な月を考えて、選択すると良いのではないか、と考えます。

  例えば、1年間で最も最大の売上が上がる月を、一番頭にもってくる、期首にもってくるという方法も
 良いのではないか、と考えます。
  そうすることで、1年を通じて計画的に税金の納税額を想定内にもっていけることができるので、節税も
 やりやすくなるというわけです。

 ☑大切なポイントは、1年間を通して、最も多額の売り上げが上がる月を年のはじめ、期首にもってくる
  ことで、年間を通じて計画的に決算対策へと比較的スムーズに移行できるので、この方法で決算月を
  決めるのも良いのであろうか、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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