会社の強みを伸ばす「パレートの法則」の概要とは?

2017年12月06日

  本日もご覧いただき誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  会社の成長を加速するためには、「会社の強みは何か?」を整理して、強みをより強固なものに
 する必要がありますが、「パレートの法則」も考慮し実践することも、会社の成長力を上げる
 1つの要素になろうかと存じます。

  「パレートの法則」とは、ご存知の通り、別名を「80対20の法則」とも言われるもので、1897年に
 イタリアの経済学者であるヴィルフレード・パレート先生により発見された法則であると言われております。
  例えば、経営の世界では、「全体の2割の顧客による売上高が8割を占める傾向にある」とか、「全体の
 売上高の80%を占めているのは、20%の商品である」といった、不均衡の割合がほぼ80対20になるという
 不思議な法則であります。

  であるならば、上記の「全体の売上高の80%を占めているのは、20%の商品である」を当てはめて自社を
 鑑みるならば、80%の商品へのヒト・モノ・金の投資を減らし、20%の強みのある商品へのヒト・モノ・金の
 投資を増加することで、さらなる売上高の増大を図ることができるという事です。

 ☑大切なポイントは、費用対効果、投入と算出、インプットとアウトプット、原因と結果などは、ほとんど
  の場合、不均衡であるため、自社の20%の強みに目を向けてそれをまず重点的に強化することで、成果を  
  上げていく、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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