2017年06月11日
本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
堀越まこと経営会計事務所の堀越 誠と申します。
お店の売上が減少してしまった、厳しい状況を仮定します。
近隣に他店の競合が出店した、最も売れていた商品がお客様に
飽きられて売れなくなってきた、などでお店の売上減少は起こります。
例えば…売上:500万円
変動費(食材等の仕入原価など):250万円
固定費(店舗家賃など):200万円
利益:50万円
のお店の場合で、売上が20%減少した場合を仮定してみます。
売上:400万円(500万円×80%)
変動費:200万円(250万円×80%)
固定費:200万円
利益:0円
このように、売上が20%減少すると、あっという間に利益は
なくなってしまいました。
ということで、売上が減少すると、固定費が重荷になります。
お店の廃業や倒産リスクは、売上が減少しても、
固定費の金額は変わらないので、経費に負担がかかり、経費倒れに
なる要因で大きくなります。
固定費の数値に注意を払い、固定費の削減も視野に入れて経営を
していく覚悟が問われます。
ありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠