「飲食業」・「美容業」における物件契約時の注意点とは?

2017年06月28日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある税理士事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  飲食店や美容院を新規開業する時の流れとしては、物件探しが重要な意味を
 持つことは明らかです。

  不動産屋さんで、良いテナント物件を探すことができたら、契約段階へと進みます。
 しかし、ここでタイミング等を間違えると、物件契約を結ぶことができなくなるケースもあります。

  新規開業したいと願う、オーナー様が金融機関から融資を受ける場合には、
 まず、不動産屋さんで物件の申し込みをしてから、金融機関へ融資を申し込む可能性が高いので、
 物件を申し込んだとしても、すぐに契約完了とならないケースがあります。
  そして、その後、もしも金融機関の融資審査に落ちてしまったら、借入れするこができなければ、
 物件契約もできませんし、そうなると、新規開業する夢も絶たれてしまうかもしれません。

  一方、不動屋さんは、新規開業したいオーナー様が物件契約するために、金融機関から
 借入を行っているかどうかはどうでもよく、できるだけ早く物件契約を結んでいただいて、
 速やかに賃料を得たい、というのも本音の一つだと思われます。
  そしてさらに、良い物件は人気がありますので、他の入居希望者がいる可能性が高いです。
 そうなると、他の入居希望者に良い物件を、取られてしまう可能性が出てきます。

 ☑大切なポイントは、新規開業したいオーナー様は、開業準備を始める前に、まず資金調達
  についての情報を集め、創業融資までの流れを、必ず注意しておいていただきたい、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠

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