本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。
「御社の会社で毎月かかる固定費はいくらでしょうか?」
意外と答えられない社長様は多く、今後はこの毎月の固定費を把握する必要があります。
なぜなら、売上があっても、なくても、必ずかかってくるのが固定費だからです。
◦固定費は次のように2つに大別できます。
①毎月かかる固定費…給料手当、法定福利費、旅費交通費、通信費、水道光熱費、リース料、地代家賃など
上記の経費は多少の変動はあっても、毎月必ずかかってきます。
②毎年かかる固定費…賞与、退職金、減価償却費、法定福利費(労働保険など)、租税公課など
上記の経費は、毎月はかかってきませんが、年に数回、特定の時期にかかってきます。
たとえば、夏冬の賞与、決算時の減価償却費などです。毎年かかってくるものには、月割りで、毎月の
固定費として把握しておく必要があります。
したがって、まずは毎月の固定費がいくらかかっているのか?を把握することが非常に大切になって
きます。なぜなら、儲けの不等式をシンプルに示すと以下のようになるからです。
粗利益>固定費
とどのつまり、シンプルに言えば、固定費以上に多い粗利をたたき出せば、利益が出るからです。これは
非常に簡単でシンプルな計算式となります。
また、予測の面でも、売上や粗利を予測するのは難しいですが、固定費を予測するのは難しくありません。
☑大切なポイントは、まずは固定費を把握することから始めて、さらに固定費を上回る粗利をたたき出すこと
を目標に日々経営を実行する、という事です。
本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠
2017年09月20日