安全性分析の主な指標である「自己資本比率」とは?①

2017年10月03日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  会社の安全性分析の主な指標に、「自己資本比率」がございます。
 まず、安全性分析とは、会社がどれだけの支払能力があるのか等、企業の健全性を判断するための
 貸借対照表中心の分析です。

  「自己資本比率」とは、貸借対照表の資本の部の合計である自己資本(株主資本、純資産ともいう)の
 総資本(自己資本+他人資本)に対する割合を指します。
  自己資本比率の計算式は次の通りとなります。
   自己資本比率=自己資本/総資本
 
  すなわち、総資本は資金の調達額を示し、他人資本(借入金など)が小さければ小さいほど良く、
 自己資本(返済する必要がない資本)は大きければ大きいほど、良いわけです。

 ☑大切なポイントは、したがって、自己資本比率の数値が高ければ高いほど、その会社の経営状態は安定
  しており、倒産しにくい、良い状態であるということです。

 本日も誠にありがとうございます。 堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠


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