「売上」は集中させない方が良いのか?

2017年10月13日

  本日もご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
 私は、群馬県太田市にある会計事務所、税理士の堀越 誠と申します。

  中期経営計画や、利益計画など…多くの会社は何らかの計画を立てて、それに基づいて、
 経営をしていくわけですが、人件費や支払家賃、広告宣伝費などの固定費と言われる経費については、
 仮に予測が立てられても、売上に関しましては予想が立てづらく、一寸先は闇の如く何が起こるかは
 予想できません。ですから、確実な売上計画というのは、非常に難しいものであります。

  しかしながら、リスクは軽減できるということで、業種や規模によっては一概には言えませんが、
 まずは、売上は1社に集中し過ぎないようにするなど、1社にかかる売上割合を高くし過ぎないように
 すると、リスクは軽減できるかもしれません。

  例えば、その1社の経営が傾き、売掛金が回収できないような、まさかの事態がが起こっても、他の数社
 から資金がしっかりと回収できていれば、ダメージは少なくて済みます。
  全体の売上の中で、1社の売上割合を30%以内、できれば10%くらいまで下げていれば、安全な領域かと
 存じます。

 ☑大切なポイントは、業種や規模の点もあり、一概には言えないが、他に取引する会社を増やして、全体の 
  売上高を増加し、1社の売上割合を30%以内、さらに言えば10%くらいまで下げるとリスク軽減が
  図れますよ、という事です。

 本日も誠にありがとうございます。堀越まこと経営会計事務所 堀越 誠


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